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3)研究・開発は、具体的に適用すべきルート(モデルルート)を選定し、飛行実験等による、実証的、現実的アプローチにて進める。
8.3 IFR策定作業計画
以上の前提及び進め方に基づいて以下の作業計画を策定する。
1)Phase I
イ. 現行基準の弾力的運用によるヘリコプター計器飛行の実現をめざし、モデルルートによるIFR模擬運航を継続し実績をつくる。
ロ. 衛星べ一スのヘリコプターIFR設定の具体的内容、条件等を明確にする(IFR運航原案)
ハ. 上記に関連し経過的に考えられる折衷方式等についても検討する。
2)Phase ?
イ. 上記のIFR運航原案に基づき、モデルルートを選定し、飛行試験計画を策定し、実施する。
ロ. GPSによる計器進入方式について飛行試験を行なう。
ハ. 折衷方式によるヘリコプターIFR運航のための関連法規・基準の改定、整備をすすめる。
3)Phase ?
イ. 飛行試験のデータを分析、評価し、IFR運航最終案を設定する。
ロ. このIFR運航最終案に対応する関連法規・基準の改定、整備を進める。
ハ. 折衷方式等によるヘリコプターIFR運航を開始する。
4)Phase ?
イ. 当局による承認手続及ぴ許可作業を行う。
ロ. 衛星べ一スのヘリコプターIFR運航へ移行を開始する。

 

 

 

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